【動画】鳥山明、尾田栄一郎、冨樫義博など。有名漫画家のインタビュー動画


手塚治虫、鳥山明さん、尾田栄一郎さん、冨樫義博さんなど有名漫画家インタビュー動画をピックアップしました。

漫画について、絵について、漫画作品のテーマ、根元にある体験などについて語られています。それぞれの漫画家がどうして漫画を描こうと思ったのか、また描くことでどうしたかったのかなど、とても興味深い回答をしています。

自分のために描き続けた、または、この世の中の家族のためになど、描く理由もそれぞれで1つの答えはありません。






漫画家・手塚治虫インタビュー

改めて説明は不要ですね。「漫画の神様」として名高い漫画家・手塚治虫のインタビュー動画です。

NHK映像ファイルの「あの人に会いたい」で特集された際の映像です。子供の頃の原体験や、戦争体験など、手塚漫画の創作の原点が語られています。

何か読者に対して与えてやらねばならない。それがない漫画はどんなにムードが良くても美しくても、単なる絵に過ぎなくて長続きしないと思います。
手塚の漫画は荒唐無稽だと言われますが、荒唐無稽という言葉はそんなに悪いものでしょうか。月に探検に行ったり、テレビが始まったりはその当時の日本では考えられなかった。(略)
自分の夢を描きたかった。子供っぽい夢としてただ描きたかった・それがたまたま実現したのもある、今では荒唐無稽とは誰も言わない(略)
しかし、荒唐無稽あるいは夢の中にこそ、今日本人が忘れかけている大変重要な要素があると思います。
(手塚治虫)

  

漫画家・大友克洋インタビュー

2013年(平成25年)、59歳に時に紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受章した時のインタビュー動画です。東京オリンピックが2020年に開催することが予言されていることについてなど、とても興味深いです。

新作の「ORBITAL ERA」の予告編動画も公開され、完成が待ち遠しい、まだまだ現役のクリエイターですね。

Q.作品を通じて大友さんが伝えたいメッセージはなんでしょうか?
A.その時に社会で起きていることやじぶんが考えていることをストーリーや登場人物に投影して自分でテーマをさがしているみたいなもんですね
いつも「なにかにたどり着かないかな」みたいな感じで作ってるんですよね
自分で何かテーマがあってそのテーマを見つけて、そのテーマのために書いているというよりはそういうものを自分で色々な手法を使ってそういう所にたどり着こうとしてるんじゃないでしょうか
(大友克洋)

  

漫画家・藤子・F・不二雄インタビュー

「ドラえもん」が圧倒的に有名で、他にも「21エモン」「キテレツ大百科」「エスパー魔美」「オバケのQ太郎」「パーマン」でも知られる世界的に知られる漫画家ですね。

1992年「EX(エックス)テレビ」という番組に藤子・F・不二雄が出演した際の貴重な動画です。1992年に藤子・F・不二雄の漫画「未来の想い出」が映画化され、そのPRもかねての出演と考えられます。

生い立ちや名前の由来、SF作品への思いとこれまでの経緯、トキワ荘について、あとはドラえもんの最終回についてなどが語られています。42分と少々長いですが、とても興味深い動画で、藤子・F・不二雄のことをより一層深く理解できる動画です。ぜひご覧ください。

-SFとか空想的なものが非常に多いのですけど、それはどうしてですか?(三宅)
-好みですかね。だいたいお話を聞かされて、グリムだとかアラビアンナイトだとか孫悟空とか、空想的な話が好きでしたから、やっぱ漫画を描いててもね、どっか一部分が空想的な漫画は描けないんです。今まで何百本描いたかしれないけど、本当にリアルな漫画ってのは2、3本しか覚えないですね。(藤子・F・不二雄)

  

漫画家・水木しげるインタビュー

NHK総合「土曜インタビュー」に2004年に放送されたインタビュー動画です。戦争体験のことや、幼い頃のことまで、水木しげるの人生観や漫画に対するスタンスなどがインタビューで語られています。

戦争は、戦争を体験したものでしか語れないし、死を間近で体験したことで、その本人の生死観に大きく影響をすることを実感できるインタビュー動画でもあります。

ジャングルを逃げまどいさまよったことや、腕を爆撃で失ったことなど、生々しく戦争体験が語られています。その背景に水木しげるの漫画作品があると思うと、とても感慨深いものがあります。

(日本の自殺者が過去最悪だということについてどう思われますかという質問に対して)
悲しいことじゃないでしょ、希望して死ぬんだから
そんなことない。むしろ死ねること自体が贅沢かもしれない
生きる自信や勇気なくなって自殺するわけでしょ
それはそれでいいんですよ
(水木しげる)

(どういう人たちに向けての漫画を描きたかったという質問に対して)
結局は、自分自身ですよね
人のために描くという考えはなかった
自分が面白がって描く
自分で話作って、自分で面白がるんですよ
だから続くわけですよね


  

漫画家・鳥山明インタビュー

日本を代表する漫画家・鳥山明さんが「徹子の部屋」(1983年5月4日放送)に出演した際の映像です。今から36年近く前の、まだ「ドラゴンボール」連載前の鳥山明さんです。

同じ漫画家のみかみなちさんと結婚して1年くらいがたった頃で、スタジオ内にみかみなちさんも来られている様子も撮影されています。

(デビュー前のことを聞かれて)
会社へ行ってまして、広告代理店みたいな形で、デザインとか、絵を描いたりとか、(略)絵は好きでした。というか、それしか取り柄がなかったというか
(鳥山明)

  

漫画家・秋本治インタビュー

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で知られる漫画家・秋本治さんのインタビュー動画です。

親と一緒に、お父さんと息子が同じ漫画を読んで、楽しく過ごせるようになど、漫画に対する愛情や情熱を感じさえる言葉に溢れています。最新のテクノロジーや話題などを豊富に入れることなどの理由についても語られています。

プロになってからは、遅れるのはよそう、落とすのはよそう、いい作品描こうを決めてやってたんで
(秋本治)

  





漫画家・冨樫義博インタビュー

「ハンター×ハンター」のアニメが始まった1999年頃の連載から25年が経過した当時のインタビュー動画です。厳密に言うとインタビュー動画ではありませんが、本人が実際に作品について話しているので、ピックアップしました。

これからですね、「HUNTER×HUNTER」がんばってやっていきますので、どうか応援よろしくお願いします。(冨樫義博)

  

漫画家・尾田栄一郎インタビュー

2016年7月に公開された映画「ONE PIECE FILM GOLD」のPRのためにインタビューに応じた尾田栄一郎さんのインタビュー動画です。

Q.どうして「ONE PIECE 」を描こうと思ったんでしょうか?(インタビュアー)
A.「小さなバイキングビッケ」というアニメが昔あったんですね。それが好きで、覚えているシーンとしては、「明日、僕は父さんたちと航海に出るんだ」っていうシーンが多分どっかにあるか、僕が作ってしまったか、あると思うんですね。で、そのシーンにすごく憧れていたんですね。昔から。
その通りに海賊漫画を描いて、イメージがどんどん膨らむもんで、これは連載しようと中学くらいに思って、とっておいたネタなんですけど。
(尾田栄一郎)

  

漫画家・荒木飛呂彦インタビュー

2007年03月10日にニコニコ動画に投稿された「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで知られる荒木飛呂彦さんのインタビュー動画です。ジョジョのきっかけがイタリア旅行だったとは…..「ジョジョ」の由来などが本人の言葉で聞けます。

Q.ジョジョはどうして生まれた?
映画とかが好きなので、アーノルド・シュワルツェネッガー、シルヴェスター・スタローンが流行っていたんですね。それって肉体的なキャラクターなんですよ。
肉体がムキムキで、一番強い人間ってなんだろうな、この世で最強の人間ってどういう人なんだろうなということを考えた時に、始まったのがジョジョっていう、で、不老不死だとか、命を追求したりだとか、正義だとか、人間が根源的に追求していくもの、そういうものをテーマに描こうというので始まったのがジョジョの第一部というんですかね
(荒木飛呂彦)

  

漫画家・岸本斉史インタビュー

代表作の「NARUTNO」の漫画家・岸本斉史(きしもとまさし)のインタビュー動画です。映画のPRのためにインタビューを受けたようで、この映像ではじめて顔出ししました。

主人公のナルトに、自分を投影したり、中学二年生の男の子たちをターゲットとして描く理由など、「NARUTNO」に対する思いをインタビューで語っています。サスケの中二病の塊のようなキャラの根本垣間見ることができる動画です。

「NARUTO」でこだわったことは、「認める」「認められたい」みたいな気持ちを描こうというのはあって、ラーメンの漫画を描こうと思って認められなかったわけですよ。
認められたいというテーマみたいなものが僕の中にも結構あって、なかなか最初担当編集者に漫画が認めてもらえないわけですよ。僕も早く認めてもらいたいというのがあって、それを主人公にも気持ちをのっけて描いていくというのがあったので「認める」ということが結構大きな僕の中では「NARUTO」にとってこだわっているものがあります。
(岸本斉史)

  

漫画家・井上雄彦インタビュー

「スラムダンク」や「バガボンド」で知られる漫画家・井上雄彦さんが語る、バスケットボールとの出会いと魅力についてインタビューされた映像(2016年5月15日)です。

バスケットボールについて、プレイしていた学生の時ことや、練習についてなど、漫画家・井上雄彦が「スラムダンク」を描くまでの経緯などが語られています。

動画を見ていると、だんだん、井上雄彦が沢庵宗彭に見えてくる不思議。

描けるものがバスケしかなかったですね。題材として。
自分の体験として、自分なりに頑張ったなということとか、嘘じゃなく、人に自分の体験として言えるっていうものがバスケぐらいしかなかったと思うんで

バスケをやっていなかったら漫画家になれたかどうかはわからないですね。
バスケとの出会いが人生を変えましたね。
(井上雄彦)

  

漫画家・伊藤潤二インタビュー

「富江」シリーズや「うずまき」、「ギョ」などで知られる漫画家・伊藤潤二さんのインタビュー動画です。2017年3月9日にEテレ「浦沢直樹の漫勉」で浦沢直樹さんが伊藤潤二さんの漫画の秘密に迫った回です。

インタビューだけでなく、実際に漫画を描いているシーンが多く撮影されており、美しい1コマが出来上がっていく様子がみれます。

現実にないもを作り出したい。とにかくビジュアルイメージが大事だなと思ってまして、それを読者に説得ある形で、しかも今までにないイメージを提示できたら最高にいいですよね(伊藤潤二)

  

漫画家・楳図かずおインタビュー

「おろち」、「漂流教室」、「まことちゃん」、「たしは真悟」などで知られる漫画家・楳図かずおさんのインタビュー動画です。テレビ東京系で放送されていた教養バラエティ番組「極上の休日」(2003年)で楳図かずおを特集した際の動画で、漫画の描き方や技法、毎日行っている習慣についても語られています。

白と赤ってすごくお目出度い色じゃないですか。どこにも暗さがない感じで
結構暗い作品はたくさん描いてますけど、実生活は、そういうのは嫌ですからね。
実生活はうんと明るくて、作品は正反対に、うんと目が届かないくらい闇、そういうのを描きたい
(楳図かずお)


  






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