逆に!?映画「レディ・プレイヤー1」に文句を言ってみる【ネタバレ】
VR(バーチャル・リアリティ)を題材にしたスティーブン・スピルバーグ監督(71歳)の超話題作である「レディ・プレイヤー1」を観てきました。
すでに観た人ならお分かりだとは思いますが、「最高!」の一言に尽きる映画です。これぞエンターテイメントと言える映像世界と、映画ファンだけでなく、ゲームやアニメショーンに登場するお馴染みのキャラクターが一杯登場します。オーマジュだらけの演出は胸熱と言えます。
マジで最高なので、未見の方には絶対におすすめしたい映画です。本当に最高。
念のため、まだ観ていない人のために、あらすじ(ウィキペディアより)と、予告編を貼っておきます。
2045年。環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。そのため、スラム街で暮らさざるを得ない状況に陥った地球上の人口の大半は<オアシス>と呼ばれる仮想現実の世界に入り浸っていた。
オアシス内では現在、創始者であるジェームズ・ハリデーが亡き後流された遺言により、勝者にはオアシスの所有権と5000億ドル(日本円で56兆円)相当のハリデーの遺産が授与されるアノラック・ゲームが開催されていた。ハリデーがオアシス内に隠したとされるイースターエッグを探すエッグ・ハンター、通称ガンターが日々3つの鍵とそれを手にするための関門となるゲームに挑んでいた。
オハイオ州のスラムに住む若者ウェイド・ワッツも勝者となるべく日々奮闘していたが、ゲームにはオアシスの管理権を欲する世界2位の大企業IOI社社長、ノーラン・ソレントが送りこんだ参加者もいた。ウェイドは第一の関門を突破するが彼の現実世界にも危険が及び、レジスタンスのアルテミスやオンライン仲間たちとともにソレントの陰謀に立ち向かっていく。
しかし!!!!!「最高!」の一言に尽きる本作ですが、あえて文句を言っていたいと思います。
3D上映が少なすぎない!?
私は上野のTOHOシネマズで5/1(月)に鑑賞しましたが、3D字幕で上映している映画館が少な過ぎます。都内で、9件しか3D字幕している映画館がなく、時間の都合上、2D字幕で鑑賞しました。
3D字幕、なんなら、IMAX3D字幕で観たかった!!!
ちなみに、TOHOシネマズは「ファーストデイ」という毎月1日に、映画が1,100円になるキャンペーンを行っていますので、おすすめです。
IOIの解析班が無能すぎる!!
「IOI」という企業が映画に登場します。主人公のウェイド・ワッツ(パーシヴァル)とも死闘を繰り広げ、あの手この手を使ってオアシス内に隠したとされるイースターエッグを企業ぐるみで探します。
謎を解析する班や、プレイヤーなどの人員、設備などの描写があるのですが、それだけの設備と人員を駆使して、5年間も解けないものなの????と疑問を感じずにいられません。
こんなアホな企業が世界の大半のインターネットプロバイダ産業を占めているとは思えません。
社長のパスワード管理がかなり杜撰(ずさん)
おいおい、そんな大事なパスワードをそんなところに貼っておくな!!!セキュリティが甘々な、幹部なども結構出入りするできる部屋に、そんなラフな感じで。
「オアシス」にログインするためのパスワードが、社長が「オアシス」をプレイする特別な装置に紙にメモが書きして、貼り付けてあります。それを見た主人公が、パスワードを利用し、ナイスな発想で社長を騙します。
イースターエッグを狙う大企業のトップが、鍵と金庫を一緒に置くような杜撰な管理をしますか????普通はしませんよね。マジでアホすぎだし、敵としてザルすぎ。
「2045年」って設定無理すぎない!?
主人公ウェイドが育ったオハイオ州のトレーラーハウスを縦に積み重ねた集合住宅は圧巻のCGでした。序盤で、ウェイドが雑多なトレーラーハウスを降りていくシーンには、現実世界のリアリティがありました。
ですが、「2045年」って設定無理すぎない!?2045年って数十年後先の未来だし、「環境汚染や気候変動、政治の機能不全により、世界は荒廃していた。」と言う設定で、あのトレーラーハウス集合住宅が形成されるとは、到底思えない!!!原作とのからみがあるから仕方ないのかもしれませんが、元の「2045年」に、あと100年くらい足して「2145年」くらいだった納得できる。
そんな重箱の隅をつつくような文句ばっか言っても、この映画が最高であることには変わりはありません!!!
未見の方はぜひ。最高の映像体験をできること間違いないでしょう。DVDはまちがいなく購入する予定ですし、なんなら、もう一回ぐらい映画館で観たい、いや観に行きます。
スペースシャワーネットワーク (2018-03-30)
売り上げランキング: 8,844
1983年三重生まれ、2008年京都造形芸術大学芸術卒業、三重(松坂)→埼玉(栗橋)→千葉(習志野野→八千代)に在住しています。
2010年「茂手木史展 “Paintings & Drawings、Performance….. 」トライバルビレッジ浅草(東京)、2010 「再生への変貌」 同時開催 路上身体表現 「人間の冥」 Art Gallary Enogubako(東京)、2011 「浮遊と粘着」 Nroom artspace(東京)にて個展開催。
現在は、都内の制作会社に勤務しWEB制作の業務を行いつつ、作品制作を行なっています。
ほしい物リスト→→→fuhitomotegiのリスト