【公募展】アート・美術・絵画系コンペ情報


現代アート、絵画などコンペや公募展に挑戦したい!という方用に、また、自分の忘備録として、アート・美術系公募展、コンペの情報をまとめてみました。古くからある公募展の他に、最近、開設された比較的に新しいアート・美術・絵画系公募展を紹介しています。

それぞれの公募展に、作品の特徴などもあるので、過去の受賞作品をチェックし、入選の倍率や、作風の確認等を行うと、より入選する可能性が高くなるかもしれません。あとは、審査員の中には、現役の作家さんも多くいらっしゃいますので、審査員の方の作風もチェックしておくとよいかもしれませんね。

アート・美術・絵画系コンペ、公募展を集めましたが、美術協会、美術団体は除外しています。また、情報は記事公開当時のものとしますので、最新情報は、オフィシャルサイトよりご確認ください。

このページで各アート・美術系公募展の応募内容等を比較できるように以下をチェック項目としました。

1.出品料2.作品サイズ3.応募資格4.賞金5.展覧会会場6.倍率





  

シェル美術賞

シェル美術賞
シェル美術賞は、昭和シェル石油が主催する平面作品の公募展。平面作品の新しい可能性、表現を担う若手作家を発掘することを目的として1956年に発足しました。
絵画系の公募展としては、かなりの知名度があり、若手の登竜門的な公募展となっています。近年では、曽谷朝絵さん、カンノサカンさん、橋爪彩さんなど、1956年から1981年だと、小野木学さん、深澤幸雄さん、菅木志雄さん、高松次郎さん、篠原有司男さんなど有名な作家さんたちがこの公募展で過去に受賞しています。

1.出品料:1点=7,000円(6,000円)、2点=11,000円(9,000円)、3点=14,000円(11,000円)
2.作品サイズ:作品サイズ=162.0cm×162.0cm(S100号)以内
3.応募資格:日本在住、40歳以下の方
4.賞金:グランプリ 1点・賞金100万円、審査員賞5点・各30万円、学生特別賞1-2点・各10万円
5.展覧会会場:国立新美術館
6.倍率:16.8倍(839点出品、52点入選 )※シェル美術賞2018のデータを基にしています。

    

明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展

明日をひらく絵画 上野の森美術館大賞展
2019年で37回目を迎える有名な公募展です。審査委員の方々も美術界の重鎮で、上野の森美術館館長、大学教授、美術団体の理事長などそうそうたるメンバーが揃っています。上野の森美術館絵画大賞、優秀賞に関しては上野の森美術館が賞金で買い上げということになり、美術館所蔵となります。
また、受賞者には上野の森美術館ギャラリーで個展する権利も与えられます。

1.出品料:1点 15,000円 2点 20,000円 3点 25,000円
2.作品サイズ:M50号(116.7×72.7cm)以上、S100号(162.1×162.1cm)以下
3.応募資格:日本画、油絵、水彩画、アクリル画、版画などの絵画作品。過去2年間に制作されたもので、公募展などに未発表のもの。
4.賞金:上野の森美術館絵画大賞 1点・・・賞状と賞金 (150万円) + 個展 + 受賞者によるグループ展 優秀賞 数点・・・賞状と賞金 (50万円) + 受賞者によるグループ展
5.展覧会会場:上野の森美術館
6.倍率:5.9倍(843点出品、142点入選 )※第37回のデータを基にしています。

    

青木繁記念大賞ビエンナーレ


若手作家の飛躍を願う公募展として過去5回にわたって開催した「青木繁記念大賞西日本美術展」が、第6回展より「青木繁記念大賞ビエンナーレ」へと事業名称を変更されています。名前の青木繁(あおきしげる)は、明治期の日本絵画のロマン主義的傾向を代表する画家で、代表作の『海の幸』がとても有名ですね。出品数の総数に対して、入選する作品数がほかの公募展と比べて多いので、入選を目指す方は狙い目かもしれません。

1.出品料:1点目 8,000円、2点目 5,000円、1点目 3,000円(40歳以下)、2点目 2,000円(40歳以下)
2.作品サイズ:大きさはM30号(90.9×60.6cm)以上、S100号(162.1×162.1cm)以内
3.応募資格:日本国内在住者
4.賞金:大 賞 1点 副賞200万円、石橋財団賞 1点 副賞100万円、西日本新聞社新人賞 1点 副賞50万円他
5.展覧会会場:久留米市美術館
6.倍率:6.5倍(588点出品、91点入選 )※第5回のデータを基にしています。

    

熊谷守一大賞展


岐阜県中津川市(付知町)は、郷土が生んだ孤高の画家・熊谷守一画伯の偉業を讃え、絵画の全国公募展「熊谷守一大賞」が作られました。東京の豊島区に熊谷守一の自宅を建て替えた私設美術館である熊谷守一美術館がありますが、作品が展示されるのは、岐阜県中津川市にあるアートピア付知交芸プラザです。
公募展は3年に一度、トリエンナーレの周期で開催されます。ちなみに、ビエンナーレは2年に一度の周期です。

1.出品料:一般/1点につき3,000円 学生/1点につき2,000円
2.作品サイズ:~S50号まで(116.7cm×116.7cm以内)
3.応募資格:16歳以上の日本国内在住者 ※経歴、国籍は不問
4.賞金:大賞 1点 賞金 100万円、優秀賞 2点 賞金 50万円、奨励賞 数点 賞金 5万円
5.展覧会会場:アートピア付知交芸プラザ

    

岡本太郎現代芸術賞


1996年、岡本太郎没、享年84歳。その直後、公募展である岡本太郎記念現代芸術大賞 (2006年 岡本太郎現代芸術賞に改称) 、通称「TARO賞」が創設されました。
受賞者2名には岡本太郎記念館で作品展示の機会が与えられます。川崎市岡本太郎美術館に展示されるということもあり、入選率は約17倍近くある狭き門です。過去には、天明屋 尚さん、小沢 剛さん、梅津 庸一さんや大西 康明さん、風間 サチコさんなどが入選しています。

1.出品料:無料
2.作品サイズ:平面(高さ5m×幅5m)、立体(高さ5m×幅5m×奥行き5m)
3.応募資格:1.作品を自ら創作し、その著作権を有する個人または団体。2.国籍・年齢及びプロフェッショナル・アマチュアを問いません。
4.賞金:岡本太郎賞(1名)200万円、岡本敏子賞(1名)100万円、特別賞(若干名)総額50万円
5.展覧会会場:川崎市岡本太郎美術館
6.倍率:16.6倍(416点出品、25点入選 )※第22回TARO賞のデータを基にしています。

    

星乃珈琲店絵画コンテスト

星乃珈琲店絵画コンテスト
まだ、始まって間もない絵画の公募展です。入選作品は全国の星乃珈琲店の蔵造りの店内に展示されます。テーマとして「星乃珈琲店の蔵造りの店内を飾る絵画」が掲げられているため、ゆるいめのかわいい、イラストよりの作品が多く見受けられます。
出品料が無料で、賞金が100万円あるので、初期投資が少なくて済み、作品サイズも100cm以内ということもあり、かなりハードルが低く設定してあることが特徴的ですね。
ただ、最初の審査はデータで行うため、第3回は約2000点もの作品の応募がありました。そこから約60作品を選び、15点が入賞しています。倍率にすると約33倍です。ハードルが低い分、倍率がすごいことになっています。

1.出品料:無料
2.作品サイズ:100cm × 100cm 以内
3.応募資格:日本国内で手続き・発送・返却できる方(年齢・国籍不問)
4.賞金:・グランプリ(1点)100万円・準グランプリ(1点)50万円・優秀賞(9点)20万円
5.展覧会会場:全国の星乃珈琲店
6.倍率:約33.3倍(約2000点出品(データ)、約60点入選)※第3回のデータを基にしています。

    

FACE 損保ジャパン日本興亜美術賞


「新進作家の登竜門」として定着しつつある公募展の1つですね。2019年で第8回目を迎えています。大賞の賞金はなんと、300万円でうs。
美術評論家を中心とした審査員の厳正な審査により、「将来国際的にも通用する可能性を秘めた」作品約70点を入選作品とし、その中から合議制でグランプリ、優秀賞、読売新聞社賞を選出し、各審査員が審査員特別賞を決定。さらに、観覧者投票によりオーディエンス賞を授与いたします。 グランプリ受賞作品は当館で収蔵し、次回のFACE展開催時に展示され、各回のグランプリ、優秀賞の受賞作家4名には、3年毎に開催予定の12名グループ展『絵画ゆくえ』に出品することができます。

1.出品料:一人1点7,000円
2.作品サイズ:作品は200x170cm以内、厚さ10cm以内。重量は30Kg程度まで。 規格目安:F(M.P)で130号以下、Sで100号以下。
3.応募資格:日本国内にて手続き・発送・返却できる方
4.賞金:グランプリ 1点 副賞300万円、優秀賞 3点 副賞50万円、読売新聞社賞 1点 副賞10万円、審査員特別賞 4点 副賞10万円、オーディエンス賞 数点 副賞3万円
5.展覧会会場:損保ジャパン日本興亜美術館
6.倍率:12.3倍(870点出品、71点入選 )※FACE展2019のデータを基にしています。

    

はるひ絵画トリエンナーレ


出展:wikipedia
名古屋市の北西部に隣接する清須市にある清須市はるひ美術館が主催する公募展です。2019年で第9回目を迎えています。

1.出品料:3点まで10,000円
2.作品サイズ:10号(53.0×33.3cm)以上、100号(162.0×162.0㎝)以内
3.応募資格:日本在住者(年齢・国籍問わず)
4.賞金:大 賞 1点 (副賞100万円) 準大賞 2点 (副賞 20万円) 優秀賞 5点以内 (副賞 10万円)
5.展覧会会場:清須市はるひ美術館
6.倍率:17.6倍(1021点出品、58点入選 )※第8回のデータを基にしています。





    

全日本アートサロン絵画大賞展


1991年(平成3年)に創設された時は、「全日本アマチュア美術大賞展」という公募展の名前でした。1995年から、現在の公募展名に変更され、今年で28年を迎えます。
文部科学大臣賞大賞、自由表現部門絵画大賞、写実表現部門絵画大賞と3つの部門で大賞が設けられていることが特徴です。

1.出品料:1点:13,640円、2点:18,780円
2.作品サイズ:79cm×67cm以内
3.応募資格:日本国内在住者(年齢等資格は問いません。グループでの応募は不可)
4.賞金:文部科学大臣賞(※自由表現部門のみ)1点=賞金30万円、大賞各部門1点=賞金30万円、特別賞 東京都知事賞 1点他
5.展覧会会場:国立新美術館、大阪市立美術館

    

TURNER AWARD(ターナーアワード)


ターナー製品を使用した、未発表の絵画、オブジェ、イラストレーション、デザインアート等(ジャンル不問)の公募展です。

1.出品料:無料
2.作品サイズ:[平面] S50号(1167mm×1167mm)以内 厚さ150mmまで、[立体] 床占有面積900mm×900mm、高さ900mm以内
3.応募資格:国内在学の学生で、30歳未満の方(高等学校、専門学校、大学、絵画教室の生徒)※高校生以上の方に限ります。
4.賞金:1. 大賞 1名 賞金5万円・5万円相当の画材・1年後個展開催(補助金5万円、2. 30回記念賞 1名 賞金5万円・5万円相当の画材・1年後個展開催(補助金5万円)
5.展覧会会場:ターナーギャラリー(東京)、バックス画材(京都)
6.倍率:11.9倍(716点出品、60点入選 )※TURNER AWARD2018のデータを基にしています。

    

世界絵画大賞展

世界絵画大賞展
画材の販売店として知られる世界堂が主催する公募展です。
年1度、国籍・出身・年齢を問わず、油彩・水彩・墨彩・混合など技法にこだわらず、 広く世界から絵画作品を公募し、優秀作品を選んで公開しています。
出品料が比較的安いのと、入選する確率がかなり高いのがとても魅力的です。

1.出品料:1点 5000円、2点 7000円、3点 8000円
2.作品サイズ:[平面] S50号(1167mm×1167mm)以内 厚さ150mmまで、[立体] 床占有面積900mm×900mm、高さ900mm以内
3.応募資格:不問※18歳以下の場合は保護者の同意が必要
4.賞金:大賞 1点 賞金50万円(買い上げ)、優秀賞 2点 賞金10万円、東京都知事賞 1点 (副賞)、審査員賞 4点 (副賞)
5.展覧会会場:東京都美術館
6.倍率:4.3倍(874点出品、202点入選 )※第14回のデータを基にしています。

    

宮本三郎記念デッサン大賞展

宮本三郎記念デッサン大賞展
石川県能美郡末佐美村(現・小松市)生まれの洋画家である宮本三郎を記念した、デッサンに特化した公募展です。2019年で4回目の開催を迎え、900点近い作品が出品され、約50点が入選となる、狭き門です。

1.出品料:6000円(2点まで)
2.作品サイズ:大きさ:縦1,280㎜×横1,280㎜以内(額含む)
3.応募資格:不問 (年齢・国籍・経歴を問いません)
4.賞金:大賞(1点) 賞金100万円、宮本三郎記念賞(1点)、賞金50万円、優秀賞(2点) 賞金30万円、佳作(4点) 賞金10万円
5.展覧会会場:小松市立宮本三郎美術館、世田谷美術館分館 宮本三郎記念美術館
6.倍率:17.2倍(882点出品、51点入選 )※第4回のデータを基にしています。

    

AWA現代アート展

AWA現代アート展
今後、続くかどうかはわかりませんが、まだ2回目の新しい公募展です。あまり認知されていないことと、会場が徳島県阿波市の御所山王子現代アートスペースで開催されることから、これまで紹介してきた公募展より、注目度は低いです。

1.出品料:1点につき3,000円
2.作品サイズ:高校生以上(国籍・個人・グループは不問)
3.応募資格:不問 (年齢・国籍・経歴を問いません)
4.賞金:最優秀賞1点賞状副賞金20万円、優秀賞1点賞状副賞金10万円 他
5.展覧会会場:御所山王子現代アートスペース





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