松波太郎さんの「自由小説集」カバー絵&表紙デザイン
集英社から発売されています小説家の松波太郎さんの「自由小説集」のカバー絵と表紙デザインのお手伝いをさせていただきました。松波太郎さんは、独特と言ってしまえば、簡単な表現になってしまうのですが、独自の作品世界を持つ唯一無二の小説家の方です。お手伝いさせていただき、とても光栄です。
小説家の松波太郎さんについてはwikiに詳しく載っているのでを引用しておきます。以下。
松波 太郎(まつなみ たろう、1982年6月28日 – )は日本の小説家、臨床家。三重県出身。高校時代、スペインにサッカー留学の経験がある。大東文化大学中退。北京外国語大学中退。宇都宮大学卒業。一橋大学大学院言語社会研究科修士課程修了。4校の大学に2年ずつ計8年間通っていた。
2008年、「廃車」で第107回文學界新人賞を受賞し小説家デビュー。2009年、サッカーを題材とした「よもぎ学園高等学校蹴球部」で第141回芥川賞候補。2013年、「LIFE」で第150回芥川賞候補。2014年、単行本『LIFE』で第36回野間文芸新人賞を受賞。2016年、「ホモサピエンスの瞬間」で第154回芥川賞候補。
2018年、「10年間お世話になった商業雑誌の場から離れて、活字にこだわらない小説の道へと進む」とし、自身の治療院を開設し、後進の育成と、サッカースクールのコーチも務める。wikiより
今回の「自由小説集」では、過去に文芸雑誌「すばる」に掲載されたこれまでに出版された単行本未掲載の作品を電子書籍版として発売しています。「自由小説集」は、デビュー当時の松波さんの写真に絵を描き加えた作品を使っています。「イールズ播地郡」も同様に今回のために描きました。「台風全号」と「踊りませんか、榊高ノブといっしょに」は過去の作品を使用しています。
AmazonのKindleストア、Koboなどで発売されています。ご興味のある方は、ぜひ、手にとってみてください!
自由小説集
「自由小説集」は、「踊りませんか、榊高ノブといっしょに」「イールズ播地郡」「台風全号」のほか四篇のエッセイを収録した合冊版です。
台風全号
台風に近づけば身体を「リセット」できる。そう考えた女は巨大な台風が上陸するフィリピンへ旅立つ……東洋医学と西洋医学が一枚の窓ガラスと皮膚をはさんで同居する新感覚小説。
イールズ播地郡(『すばる』2011年1月号)
夫と息子を亡くした主婦に、目にも耳にもしたことのないスポーツのドラフトがかかる。これはきっとすべてが夢なのだ。だからお願い、早く夢からさめさせて……それぞれの「夢」が交錯した著者初の長編小説。
踊りませんか、榊高ノブといっしょに(『すばる』2009年11月号)
文学に憧れ、文学にたじろぎ、文学に嗤い、文学に振り回され続ける「二人」のドタバタ珍道中――作家デビュー前に著者がすでに書き始めていた問題作。問題は問題のまま、ここに完結を迎える。
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